気合と根性ブログ

結婚して11年後にやっと息子に出会えた格闘技大好き一級建築士

一級建築士製図試験前part2

 

過去の本試験課題を見ると、毎年難しくなっていると言われるのもわかる気がしますね。試験元もどこまで難易度を上げる気なのか・・・

そういえば、私が建築士製図の試験勉強を行っていた際に、同じクラスに何人かはずば抜けて出来る方がいました。毎課題ですごい図面を書いてくるため、すごいなぁと驚いていたのですが、その内の一人が不合格という結果を目の当たりにしました。

何が原因だったのか

それは見落としです。どんなに素晴らしい図面や記述を書いても課題文の要求を満足していなければランク1は遠いです。信じられないことに、試験終了1時間前の最終チェック時に要求室が1室足りていないことに気付かれたとのことでした。無理やり入れ込んだらしいですが、やはりダメだったとのこと。

本番はいつも以上に緊張もしますし、集中も乱れます。その中でいかに課題文を読み飛ばさずインプット出来るかが最初の難所でしょう。

私の場合は課題文を読んでエスキス終わった段階で室名、特記、床面積をチェックして、鉛筆で若干塗りつぶしをしていました。こうすれば何がもれているか一目瞭然ですからね。

「まず採点の土俵に立つ」がこの試験の最低条件であり、将来一級建築士として施主に向かう当たり前の姿勢だと思っておいてください。どんなに素晴らしい図面を書いても、施主の要求に応えきれていなければ喜んでくれる方はごく少数でしょうからね(いや、いないか)。

当たり前のことを偉そうに書いていますが、ほんとに気をつけてもらいたいところなんですよね。一年間の勉強を無駄にしないためにも、これだけは最低抑えておいてください。

最後に、私の大好きなボクサーである辰吉丈一郎さんが言っていた言葉に私は試験勉強中に何度も救われたので、その言葉を書かせてもらいます。

「やっぱり自分のしたいことをして結果を残したい。自分の人生を全うしたい。そのためには努力しなければならない。その道が楽であるはずがない。あきらめなければチャンスは必ずやってくる。」