気合と根性ブログ

結婚して11年後にやっと息子に出会えた格闘技大好き一級建築士

上司のマネジメントとは

私は、1年半前ぐらいから仕事で昇格し部下をつける立場となりました。

上司となればプレイヤー時代と違い、様々な対外的要因に対応しつつ部下に仕事を的確に指示しながら私の直上の上司へ報告・・・とかと考えていたのですが、上司になる際にある本を見て「上司」「部下」という考え方がまるっきり変わったことを覚えています。

その本は「部下を育ててはいけない」という名前でした。なかなかインパクトある題名で田端信太郎さんという方が書いた本なのですが、非常に面白くて購入して今まで何度も読み返しています。大好きな愛読書の中に7つの習慣という本があるのですが、うまくリンクするところがあるというか、まぁ荒々しく実践編に移すとこうなるのかな、と思うところがあって重宝させてもらっています。

その本の中でリーダーは人を動かすのではなく人が動き出すようにマネジメントしろ、というところがあります。自分がプレイヤーの頃は自分の思い、はたまたもっと上の上司の思いをぶつけてこられて、それをやりこなすというのが組織スタイルであったため、この部分については考えの基本が単純ですが非常におもしろく、大きな改善点だと思いそこについてよくよく上司像を考えました。

これについては今でも3割くらいしか実践できずに部下にも面白くない思いをさせているときがあるかもしれません。しかし、私のマネジメントしているグループについては、別の課からも評判が良いようで、また部下もクリエイティブな仕事が出来て仕事が面白いと言ってもらえることから実践してみて良かったなぁとつくづく最近は思っております。

本の中には極端な部分もあり、読み手の取捨選択は必要かと思います。しかしながら、日本古来の古い体質を未だに持ち合わせている組織については、どんどん積極的に新たな風土を変えていかなければ旧体質な組織は新しい風に追いやられて行くのではないかと感じます。とはいいつつ本の中でも上司道という言葉が使われていたりして(なんか気合根性好きの私には心地よい)古さについても良き理解のある本だと思います。

 

とにかく上司としてまだまだ若手の方にも、これから上司になるであろう方にも是非とも読んで置いて損はないかと思います。是非とも一読を